オリジナル幕を成功させるための4つの行程ポイント

オリジナル幕(懸垂幕や横断幕)を作りとき、ほとんどの人が間違いをおかしてしまうのが、ポイントとなる道のりです。メモ書きにオリジナル幕のスケッチを描き起こす程度のことは仕方ありませんが、それだけに集中してしまっては、オリジナル幕を成功させることから遠ざかってしまいます。

実のところ、デザインを決めていくのは後の行程でも十分。それより先にやるべきことがあります。それらを整理し、準備してから本丸であるデザイン作成にかかりましょう。オリジナルだから好き勝手に、思いつくままやってもいいと思っていたら、最終的には収拾が付かなくなってしまいます。

1.発注先の店選び

2.訴求ポイントの整理

3.作成の手順(デザイン・データ作成)

4.その他、納期・発注枚数の確認

のぼり旗店をどこにするか、発注先となる店選びはもっとも重要です。製作所や印刷所が指定する作成アプリに従って、“完全なデザインデータ”を作成できるなら、印刷の仕上がりまでノーチェックな激安店に。そこまでの自信がない、ExcelやWordでしか作ったことがない人はのぼり旗専門店を選びましょう。

激安店には専任のデザイナーがいないので、オリジナル幕の仕上がりはデータ次第と言うことになります。一方でExcelなどのデータやメモ書き、スケッチ、要望書の類いでも、最初から専任のデザイナーが付いてくれて、最後までサポートしてくれるのがのぼり旗専門店。中途半端な自信しかない人は専門店にすべきです。

オリジナル幕は目的と訴求点の絞り込みが大事

オリジナル幕のオーダーメイドで次に大事になるのが、オリジナル幕を使って何がしたいか、「目的と訴求ポイントの整理」です。新作の菓子やメニューのアピールなのか、期間限定のサービスなのか、新製品の誕生を知らせるものなのか、あるいは進学や就職に絡むフェア・イベントの告知なのかなどです。

オリジナル幕は横断幕でも懸垂幕でも面積が限られていますから、要素を究極まで絞り込む必要があります。フェアタイトルやキャッチフレーズなどの文字数は少なめに。画像や写真を入れるなら中途半端な大きさはNG。また色使いは、夏なら寒色系、冬なら暖色系を基本にというのがセオリーです。

学園祭など何人かのグループでオリジナル幕のアイディア出しをするとき失敗しやすいのが、意見がまとまらず内容を入れすぎて、ゴチャゴチャの出来になってしまったというもの。アイディアを出すときはできる限り少人数(1人~2人)で出して、それをたたき台にグループ全体の意見を聞いていくのがベストです。

オーダーメイドだからこそデータ作成はプロに丸投げ

完全入稿データを完璧に作成できないなら、中途半端な挑戦はやめて、専任のデザイナーが付くのぼり旗専門店に丸投げしましょう。発注者が描いたメモ書きをもとに何パターンかの案を作ってくれますし、手慣れたプロがつくるので、オリジナル幕としての押えどころ、オーダーメイド感などバッチリ仕上げてくれます。

発注前には納期や発注枚数の確認をしておきましょう。発注枚数が多くなるほど料金は安くなりコストが抑えられます。送料が無料になる店もあります。またオリジナル幕をオーダーメイドする場合、途中で何回か修正をお願いし、時間を要することもあります。納期までの日程は最低でも2~3週間はみておきましょう。

Copyright © オーダーメイドでつくるオリジナル幕のメリット. All rights reserved.